こんにちは、古谷知奈美です。
ひと昔もふた昔も前・・・。
私の幼少期、生徒時代は先生は「絶対的な存在」でした。
先生が右と言われれば右を向き、左とおっしゃれば左を向く・・・
つまり何が言いたいかといいますと、先生がこの教材と言われればその教材を購入し練習に取り組み、先生がこのように弾きなさい!と言われればそのようにご指導に沿って弾く、練習する。
それが当たり前でした。
でも時代は多様性の時代と変化し・・・
生徒様主体のレッスンが主流となってきました。
生徒様は時に先生に意見することもあります。
この曲が弾きたい!こんなアレンジの楽譜がほしい!と言われれば、そのように指導者が楽譜を準備する・・
そんな時代に変わりつつあるようです。
クラシック音楽を習うのであれば、この教則本を学んで、次はこれ!そして並行してこの教材を使って・・・
そんな型がありましたが、自分の弾きたい曲を弾いてみたい!学校で歌っているこの曲の伴奏を弾いてみたい!
そんなご要望が多くなってきたように思います。
時になかなか良いアレンジの楽譜がなかったり・・・
そんなときは、楽譜を自分で書いてみたりもします。
生徒様ご本人も親御様も、「型」にのっとったレッスンをご希望ではないんですよね。
音楽を専門に勉強する道を歩みたい方、ピアニストになることを希望している方などは、いわゆるその道の「型」を歩む必要はありますが、そうではなく、趣味として弾きたい方、学びたい方には「型」は時に堅苦しく感じられるのかもしれません。
現在小学校1年生のS君。自分も大好き、そして妹ちゃん、弟ちゃんも大好きな「ひつじのショーン オープニングテーマ曲」を弾きたい!とご要望をいただきました。
そのご要望をかなえる為、楽譜を書きました。
S君のみならず親御様もお子様のご希望がかなってお喜びのご様子。
もちろん、弾きたい曲を弾けるだけではなく、いろんな曲を弾く為に必要な知識、技術を身につけるレッスンも並行していきます。
生徒様、親御様のご要望に沿ったレッスンをこれからもこころがけていきます。

2025.5.3