現在、某楽器店で多くの生徒様にピアノを教えています。
そんな中で、とっても印象的な生徒様がいらっしゃいます。
80代のおじさま。この曲を弾きたいと持ってこられる楽譜、とっても素敵な曲ばかりなんです。
弾けるようになりたいって思いはそれはそれは強く・・・ただ、現実はなかなか難しく。
どうやったら充実したレッスン時間を提供できるか、私も悩む日々。
そんな中、生徒様には右手だけ弾いていただき、私はできるだけ素敵なアレンジの伴奏を一緒に弾いて差し上げたり。
弾いてほしいとのご要望に応じて、心をこめてできるだけ生徒様に響くピアノを!と1人で弾いてみたり。。。
すると、「あぁ、先生に弾いてもらうといいなー。いい曲だなー!」と非常に喜ばれるんです。
「今日はここに来るまでにイヤなことがあったんだけど、癒された♬」とほっこりした笑顔でお帰りになります。
生徒様おひとりおひとり、求められるレッスンは違います。
きっと、「もっとこういうレッスンをしてほしい!」と言えないでいる生徒様(親御様)もおられるはず。
そういったところに敏感で、求められたことにお応えできる講師でありたい!
最近そんなことをよく思っています。
2024.4.19